[ 概要 ]

 ホテルにおけるコネクティングルームや、1棟貸しと部屋貸し、部屋貸しとベッド貸しなど、
在庫を自動同期する為に特定の部屋同士をリンクさせたい場合の設定手順を説明します。


※この機能は、プレミアムパッケージの機能です。


[ 目次 ]

  • 親子リスティング(コネクティングルーム)の作成手順

  • 注意点


[ 詳細 ]


 親子リスティング(コネクティングルーム)の作成手順


以下の例では、ルームタイプ「ドミトリー貸切」 にある「ドミトリー貸切」というルームと、

ルームタイプ「ドミトリー」にある4つのルーム(ベッド1~4)があり、

4つのルーム(ベッド1~4)が子ルームとして、「ドミトリー貸切」が親ルームとしてリンクされています。


ルームタイプ「ドミトリー」のいずれかのルームに予約が入れば、「ドミトリー貸切」は自動的にブロックされ、「ドミトリー貸切」に予約が入れば、ルームタイプ「ドミトリー」の4ルームは自動的にブロックされます。



1.  親ルーム(コネクティングルーム)のルームタイプを、レギュラールームタイプで作成します。 

ルームタイプ・ルームの作成手順は、以下ヘルプを参照してください。

【施設設定】施設の新規作成


2.  親ルーム(コネクティングルーム)のルームを作成し、
 「部屋を編集」から、「子ルームを持ちますか?」オンにし、リンクさせたい子ルームを追加します。 



3. 親子リスティングが完成します。

 リンクされた部屋に予約が入ると、ブロックが自動設定され、在庫が自動連動されます。




 注意点


□ ライセンスについて:

親ルーム(コネクティングルーム)の作成には、必要ルーム分のライセンスが必要です。

作成前に、現在のライセンス数を必ずご確認ください。

ライセンス確認・変更ページ → https://cloud.airhost.co/ja/companies/subscription



 IoT ロック連携について:

IoT ロック連携をご利用中で、親子リスティングでリンクされた部屋同士に同じロックコードを発行させたい場合には、IOTロックデバイスを子ルームとリンクさせてください。

親ルームに予約が入ると、子ルームに紐づくPIN コードを作成します。

また、この機能に対応しているIOTロックは以下の2社です。

  • RemoteLOCK

  • KEYVOX (Blockchain Lock)


IOTロック連携については、下記ヘルプをご参照ください。

【IoT ロック】スマートロック・キーボックス連動



 ダブルブッキングのリスクについて:

コネクティングルーム機能を利用して、合体在庫(A + B)と個別在庫(A と B)を同時に販売することは、ダブルブッキングのリスクを高めます。 それぞれが別々のタイミングで予約された場合、AirHost PMS が自動で他方の在庫調整をしますが、Booking.com や AirHost PMS ブッキングエンジンのように複数のルームタイプの部屋を同時に予約出来る予約サイトの場合、合体在庫(A + B)と個別在庫(A と B)が同時に予約されるリスクがあります。 これらの予約サイトで販売する場合には、個別在庫が十分にある(例えば A と B 以外にも C, D と同タイプの部屋がある)ことをご確認ください。 リスクを許容できないと判断される場合には、これらの予約サイトでは、コネクティングルームの販売を行わないなどの対応をお願いします。


 清掃管理における同日チェックイン表示について:

親子リスティング同士は別々のルームになりますので、清掃タスクはその予約の入っているルームに作成されます。 例えば一棟貸しの親ルームがチェックアウト後、子ルームに当日の予約が入っていても、一棟貸しの清掃タスクには当日チェックイン表示はされません。